わきがは遺伝による体質が主な原因であり、その割合は両親のどちらかがわきがの場合50パーセント、両方であれば80パーセントの確率と言われています。しかし同じように遺伝してもわきが臭が強い人と弱い人が存在するのは、生活習慣が大きく関係している為です。わきがの場合アポクリン線から出る汗が分解される際に臭いが発生するのですが、そのアポクリン線を刺激する肉、脂、チーズ、バターを多く摂取する事で臭いは増大してしまいます。また肥満の人は痩せている人に比べ体内の熱を放出しにくい為、体温を下げようと大量に汗をだす事によってアポクリン線を強く刺激してしまいます。その為わきが臭を抑えたいのであればこうした生活習慣を見直してみると良いと言えます。更に脇に菌が繁殖したり臭いがこもるのを防ぐ為、除菌タイプのウエットティッシュなどで頻回に汗を拭きとる事で臭いは軽減されます。その際乾いたタオルの使用では菌は殺せず広げてしまい、逆効果になるので注意が必要です。