
What’s
miraDry?
ミラドライとは?
ミラドライとは
ミラドライとは、マイクロ波を使って皮膚の下にある汗腺(アポクリン腺・エクリン腺)を破壊する、メスを使わないわきが・多汗症の治療法です。照射は皮膚表面から行われ、破壊された汗腺は再生しにくいため、半永久的な効果が期待できます。治療は切開を伴わないため傷跡が残らず、日帰りで行えるのが特徴です。
わきが・多汗症どちらにも有効
ミラドライの4つの魅力

1.切らない治療
メスなどで直接皮膚や皮下組織を切る事がありません。そのため、わきの部分に血液が溜まったり、細菌感染などの合併症の可能性が大幅に減ります。
2.傷のない審美的治療
ミラドライでは外部よりマイクロ波を照射して治療するので、皮膚表面を切りません。そのため、傷痕を残すことなく審美性を保つことができます。※治療後はある程度の腫れが生じます。
3.短時間・日帰り(治療後でも日常生活可)
ミラドライの治療自体にかかる時間は、片側30分~45分程度の治療になります。治療時間は、合計約60~90分となり、日帰りが可能です。手術に比べダウンタイムが大幅に軽減され、当日からシャワーも可能です。ただし、数日間は激しい運動や入浴を控えることが推奨されます。
4.長期間持続性のある効果
一度破壊された汗腺は再生しにくいため、長期的な効果が期待できます。発汗抑制効果も治療終了直後から実感していただけます。
ミラドライの特徴
ミラドライは、マイクロ波を利用することで、わきが・多汗症を治療します。マイクロ波は、組織に含まれる極性分子である水分子に選択的に吸収されます。そこでエネルギーが熱に変換されます。マイクロ波による加熱は、急速で均一に加熱されるという特徴があります。
ミラドライは、水分の多い汗腺を標的として、汗腺付近にエネルギーを集中させます。またエネルギーが汗腺 付近に集中するので、汗腺から離れた組織への影響を最小限に抑えることができます。

ミラドライの仕組み
表皮を冷却しながらマイクロ波を照射
Step1
治療対象である「エクリン腺」と「アポクリン腺」が集中する真皮下部と皮下脂肪上層へマイクロ波を照射します。冷却されている表皮から真皮は抵抗が少ないので、エネルギーはより深部へ到達します。

熱の及ぶ深さと照射幅が最適になるよう設計
Step2
マイクロ波の周波数は、エネルギーが真皮を通過しやすく皮下脂肪で抵抗を受けるものが選択されています。 そのことで、汗腺が存在する皮下脂肪層と真皮の境界にエネルギーが蓄積されます。 そこで、マイクロ波の エネルギーは汗腺に吸収されていきます。ミラドライシステムは厳密な研究の結果より、熱の及ぶ深さと照射幅が最適になるよう設計されています。

熱の影響は治療エリアに集中
Step3
ミラドライの治療では水分を含む汗腺が熱を帯びる為、皮膚表面にやけどをおこさないよう冷却が重要となります。ミラドライの冷却システム:ハイドロセラミック・クーリングによって表皮から真皮にかけて冷却していきます。 この冷却方法によって表皮部分は熱から保護され皮膚表面のやけどを防ぐこととなります。皮膚表面からの冷却と皮下脂肪層の抵抗によって、熱の影響はエクリン腺・アポクリン腺があるエリアに集中し、脂肪層より深部への著しいダメージはありません。

豚肉を使用して
ミラドライの照射実験
ミラドライのマイクロ波を豚肉の表皮側から照射した。わきが・多汗症の原因である汗腺(アポクリン腺やエクリン腺)が集中している深さのみ熱エネルギーが集中している。また、接触面の冷却機能により皮膚表面に熱の影響は見られない。

他の治療との比較
治療効果について
マイクロ波を患部に効率よく届けることで発熱による汗腺破壊をするミラドライ。電子レンジでお肉や焼き鳥の皮が熱せられるように人間の皮膚組織も熱せられます。切除するのと同じような効果があり、外科手術同様、長期にわたる効果の持続が期待できます。治療直後より汗や臭いの減少が感じられます。また、切開を行わないミラドライでは、キズ跡が残るということはありません。
従来行われてきた反転剪除法という治療は、皮膚を切開しめくりながら目視下で原因組織を切除する外科手術です。持続的効果が期待できますが、術後の患部固定や衛生管理には注意が必要です。また、傷ができてしまいますので、見た目を気にされる方にはお勧めできません。
制汗注射療法は3~6ヶ月と効果の持続期間が短く、一時的なので、有効期間を1シーズンとお考えください。
わきが(腋臭症)に対しての治療効果比較
わきが(腋臭症)に関しては手術、ミラドライ共に同じような効果が得られます。
反転剪除法は目視下で原因組織を切除する手術です。持続的効果は期待できますが、皮膚を切開してめくる必要があるため、術後、必ず傷が残ってしまいます。
ミラドライにおいては、皮膚のより深いところにあるアポクリン腺(わきがの原因汗腺)にむけて照射することで、治療効果が見込めます。当院独自のエキスパートミラドライは広範囲に強く作用し、わきがに高い効果があります。
制汗注射療法は、エクリン腺(多汗症の原因汗腺)には効果がありますが、アポクリン腺(わきがの原因汗腺)に対しては効果が比較的弱くなります。
多汗症の治療効果に対しての治療効果比較
現在多くの施設で行われている治療、反転剪除法は、皮膚を切開しでめくりながら目視下で原因組織を切除する外科手術です。多汗症の治療のためには、より浅いところにあるエクリン腺(多汗症の原因汗腺)の機能を止める必要があります。このエクリン線(多汗症の原因汗腺)は数も多く、無色組織の為、目視の手術で切除することが難しい組織のため反転剪除法は多汗症には不向きです。
ミラドライは皮膚表面を保護しながらエクリン腺(多汗症の原因汗腺)がある皮膚中間層から熱破壊していきますので長期的な治療効果が期待できます。
制汗注射療法は汗の分泌に対する効果は十分ありますが、持続期間が短く、長期的なものではありません。
日常生活への影響について
ミラドライの標準治療時間は60~90分となります。
外科手術である反転剪除法は早い場合でも1時間、範囲が広かったり肥満体形の方は長時間に及んだり、2回に治療を分ける場合があり、時間的負担が大きくなる可能性があります。
制汗注射療法は、治療部位への注射のみとなるため約5分前後で終了します。
治療方法 | ミラドライ | 手術 | 制汗注射療法 |
|---|---|---|---|
傷あとの有無 | 無し | 有り | 無し |
効果の持続期間 | 永続的 | 永続的 | 3~6ヶ月 |
わきが治療として | 有効 | 有効 | 有効 |
多汗症治療として | 有効 | 不十分 | 有効 |
日常生活の影響 | 問題なし | 3日以上の安静が必要 | 問題なし |
治療時間 | 90分程度 | 1時間以上、4時間のケースも | 約5分前後 |
手術やレーザーなど他の治療法と当院ミラドライとの比較
実績多数の総院長によるエキスパートミラドライ
+連続ダブル照射
打ち漏らしを防ぎ、効果を高める重ね打ち、ミラドライの最大レベルで、同じ箇所に連続2回照射を行う高密度な治療法です。単純に2倍の手間をかけることで、照射漏れ(打ち残し)のリスクを極限まで減らします。広範囲かつ高密度に熱エネルギーを届けるため、頑固な脇汗やワキガのニオイに対しても、1回の治療で高い満足度が得られます。
連続ダブル照射(ストレートダブル照射)を行う事で、従来の効果が少なかったダブル照射から治療効果において大幅な改善が見込めます。
<従来のダブル照射>
ミラドライ治療で従来行われてきたダブル照射は、片わき25分から30分程 度かけて全体を1回照射して、その後2回目に入ります。
そのため、2度目の照射は、30分程度の時間が経過してからとなります。
治療部位の温度が下がってしまうため、2回目照射による恩恵を大幅に減少させてしまいますので、効果は限定的でした。
<連続ダブル照射>
当院においては、1回目の照射直後に連続して同じ部位に照射を行っています。1回目の照射で熱せられた汗腺組織をさらに加熱することができるため、より多くの汗腺組織を破壊することができ、従来のダブル照射と比べて高い効果が見込めます。
<通常のダブル照射との違い>
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通常ダブル照射
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1回目の照射 → 2回目の照射間隔:30分程度
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当院オリジナルダブル照射
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1回目の照射 → 2回目の照射間隔:3分以内
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1回目と2回目の照射間隔を狭めることで治療部位をより高温にすることで汗腺破壊を促進。
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連続ダブル照射のメリット
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治療部位をより高温にすることで、汗、臭いの減少効果の上昇が見込める。
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オリジナルプログラムによる連続照射で照射漏れを理論的になくすことが可能。
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連続照射による皮膚表面の温度はクーリングにより低く抑えられ火傷リスクの減少が見込める。
連続ダブル照射のデメリット
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照射にかかる時間が単純に倍以上かかるため、治療時間が長くなる
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シングル照射と比較して腫れや熱感が強めに出る。
連続照射することで汗腺組織をより高温にして治療効果をあげます。
照射間の時間が開いてしまうとせっかく加熱した対象組織の温度が下がってしまい
限定的な効果しか上げられなかったのが改善される合理的かつ革新的治療法となっています。
【鉄は熱いうちに打て】といいますがミラドライも同じで【治療部位は熱いうちに照射といえます。】
ビューホット
機械の先端についた針を刺してその先端より熱が加わることで汗腺を焼いてきます。細い針の先端からなので焼却範囲が限局されて小さな範囲しか治療できません。わきがなど広範囲の治療には向いていません。針が熱くなるので針跡が火傷になることがあります。
レーザー治療
レーザーは濃い色に反応するのでエクリン腺やアポクリン腺のように色の薄い組織では反応が少なくなります。レーザーで効果を出すには強くする必要があり、そうすると皮膚表面も熱傷になってしまいます。ミラドライはマイクロ波なので表面にやけどを作らず強いエネルギーが伝えられるのでレーザーより効果 が高くなります。
反転剪除法
皮膚を大きく切ることで、皮下に存在するアポクリン腺(わきがの原因)を切除してきます。多汗症のエクリン腺に対する効果は少なく汗よりもにおいを減らします。吸引法や小切開、ベイザー法と比べては、わきが、多汗ともに効果が高いです。ミラドライとの比較結果としては、においについては反転剪除法、汗に対してはミラドライに効果がありました。治療後の安静や傷跡などがあるため手術よりミラドライを選ぶ人が多くなってきました。当院で行っているレベル5ダブル照射治療はにおい減少効果が反転剪除法に近いものとなってます。
吸引法、ベイザー法、小切開法
いずれの方法も小さな傷から管を挿入しアポクリン腺を吸引してくる方法です。治療跡が目立たないようにした治療法です。においの強いわきがに効果がありますが、多汗症にはあまり効果がありません。反転剪除法に比べて治療効果は少なく、切らない治療ミラドライが登場してから吸引法などの治療は行われなくなってきました。ミラドライのほうがより広範囲に治療でき脇汗も臭いも抑えられるからです。
ミラドライの注意点
一般的に見られる副反応
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治療部位の腫れ、痛み、違和感
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機器による吸引で生じる赤み
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治療部位にできる小さな水ぶくれ
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注射による内出血(あざ)
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一時的な脇下の一部分の脱毛
これらの副反応の現れ方には個人差があり、全ての方に上記の症状が生じるわけではありません。目立つ腫れや赤みは、ほとんどの場合1週間程度で落ち着きます。その他の副反応も、数日から数週間で日常生活に支障がない程度に改善します。
稀に見られる副反応の症状
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腕や胴の腫れ
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色素沈着
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治療中の体勢による腕や肩のこり
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治療部位の硬化
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一時的な腕の筋力低下や指の力の減少
これらの症状は一部の方に発生することがありますが、いずれも重篤なものではなく、数週間から数ヶ月程度で自然に治まります。
副反応を避けるための対策
施術後は、医師の指示に従い適切なケアを行うことで、副反応のリスクを最小限に抑えることができます。治療部位を清潔に保ち、冷却や圧迫などの指示を遵守しましょう。
また、飲酒や激しい運動は、腫れや痛みを悪化させる可能性があるため、しばらく控えるようにしてください。
ミラドライのデメリット
反転剪除法に比べわきがに対して効果が劣ることがあるということです。反転剪除法を行う際は実際にアポクリン腺を見ながら取っていきます。一方ミラドライは100%すべての汗腺が熱変性を起こすかというとそういうわけではありません。100%を目指して照射エネルギーを上げていくと皮膚表面のやけど等を起こす確率が高くなり、きれいに治すというメリットがなくなってしまいます。ミラドライが導入されたころは照射レベル3での治療が行われていました。1回の治療で7割の方が満足され不十分な方は2回の治療が必要とされていました。その後、より高いエネルギーで治療できるようになり、麻酔法も改善され、治療効果も上がっています。
その他の治療法
その他の治療法としてビューホットやウルセラドライのように針を刺して治療する方法があるのですが、これらはミラドライが面ですき間なく治療するのに比べ、点でしか治療できないため非常に効果が弱く、やけどの危険もあるなど治療法として確立していません。また同様にHIFUという器械も顔用で使われているため脇などの深いところの汗腺には対応できていません。
また、レーザー治療ではレーザー光が深いところまで届かないので効果が少ないです。わきがの場合は反転剪除法も治療選択として考慮すべきですが、そのほかの小さな傷から治療する吸引法、クアドラカット法などの場合は優位性がなく、傷跡がないミラドライの選択をお勧めします。 多汗症の場合はミラドライを第一選択にお勧めします。 反転剪除法など外科手術の場合、傷跡が必ず残ります。傷は一度できたら消すことは出来ません。形成外科医である我々はわきが、多汗症治療においていかに傷を少なくするかに努力してきました。科学の進歩により、傷のないミラドライという治療法が出来たことに形成外科医として感謝しています。
ミラドライバイオチップ
ミラドライによる治療では、厚生労働省認可:高度管理医療機器バイオチップ(一般名称マイクロ波メス)を使用しています。高度管理医療機器のマイクロ波メスですので、当院では、承認条件を遵守した上で、ミラドライ担 当医師が照射治療します。看護師が直接の照射治療を行うことはありません。


