結核とは、結核菌と呼ばれる細菌による感染症です。患者の咳やくしゃみ等で空気感染します。 結核菌は細胞分裂の速度が遅いため、感染してから発病するまでに大幅な時間がかかります。 感染から6ヵ月～1年、または2年以内に発病することが多く、それ以降も長い期間が経ってから免疫力が落ちてしまったときに発病することもあります。 結核にかかると、夜に大量の寝汗をかくことがあります。寝汗は誰もがかくものであり問題のあるものではないですが、ベタベタした汗をかいていたり、寝具の取り換えや着替えが必要なほど異常にかいていると結核の心配があります。このような寝汗が2週間以上続いている場合さらに注意が必要です。また寝汗の他に咳や発熱、血液が混ざった痰が出たり倦怠感や食欲がなくなるなどの症状が出てきます。
また結核に感染をしても、発病するのは10人中1人から2人といわれています。体内の免疫力によって結核菌が抑えられ発病しない場合もあります。